厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和3年7月分結果速報」が公表されました(令和3年9月7日公表)。
これによると、労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比1.0%増の37万2,757円となり、5カ月連続で増加しました。
そのうち、きまって支給する給与は、前年同月比1.2%増の26万5,470円、残業代などにあたる所定外給与は、前年同月比12.2%増の1万8,199円となっています。
また、物価変動の影響を差し引いた実質賃金も、前年同月比0.7%増となり、2カ月ぶりに増加しました。
前年春以降の新型コロナウイルス感染拡大による大幅な賃金下落の反動で、前年同月比でみると緩やかな上昇基調が続いていますが、感染拡大前の水準には戻っていない状況となっています。
・コロナ前の令和元年7月分結果速報による現金給与総額は37万7,334 円
・今回公表の令和3年7月分結果速報による現金給与総額は37万2,757円
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査 令和3年7月分結果速報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r03/2107p/2107p.html